物置の処分ってどこに頼めばいい?後悔しない業者選びのポイントを解説!

目次

はじめに

「古くなった物置を処分したいけど、どうすればいいの?」「どこに頼めば確実に片付くの?」そんな悩みを抱えている方は少なくありません。放置された物置は、見た目が悪いだけでなく、老朽化により倒壊の危険性もあるため、できるだけ早く対処したいものです。

本記事では、物置の処分に困っている方に向けて、「どこに頼めばいいか」「自力と業者の違い」「費用の相場」「安全な業者の選び方」など、後悔しないための情報をプロの視点で詳しく解説していきます。

物置の処分方法は主に3つある

① 自力で解体して処分(DIY)

物置が小型で比較的新しい場合は、自分で解体し、自治体の粗大ごみとして処分するという方法があります。DIY経験のある方であれば、工具を使って比較的簡単に解体できることもあります。

メリット

  • 業者に頼むより費用が格段に安い
  • 自分のスケジュールで作業できる

デメリット

  • 重労働になることが多く、体力が必要
  • 怪我のリスク(錆びた金属・鋭利なパーツなど)
  • ゴミの分別や自治体への持ち込みが必要

注意点

  • 金属部分は資源ごみ、プラスチックは可燃ごみなど、自治体のルールに従って分別が必要
  • 基礎がコンクリートで固定されている場合は解体が困難

② 不用品回収業者に依頼

不用品回収業者に依頼すると、物置の解体・搬出・処分まで一括で任せることができます。物置の中に残された不用品も同時に回収してくれるため、整理がしやすいです。

メリット

  • 自分で動く必要がない
  • 中身の片付けや処分も一緒に任せられる

デメリット

  • 業者によって料金や対応の質に差がある
  • 法外な請求をする悪質業者も存在する

向いているケース

  • 中型以上の物置がある
  • 不用品もまとめて片付けたい

③ 解体・撤去専門業者に依頼

物置の設置が古く、大型で構造が複雑な場合は、専門の撤去業者に依頼するのが最も安全で確実です。解体から搬出・処分まで一貫して行ってくれます。

メリット

  • プロの技術で迅速・安全に撤去可能
  • 解体後のごみもすべて持ち帰ってくれる

デメリット

  • 費用はやや高め

向いているケース

  • 大型物置、サビや劣化が激しい物置
  • 地面がコンクリート基礎で固定されている

自治体で回収できるのか?確認すべきこと

物置の処分について、まず確認すべきなのが「自治体で対応してくれるかどうか」です。結論から言えば、自治体が回収できるのは、小型で自分で解体・搬出できるものに限られるケースが多いです。

自治体の処分条件

  • 粗大ごみとして回収可能か(サイズ・重量制限あり)
  • 粗大ごみ処理券の購入が必要
  • 解体して各パーツを資源ごみとして分類する必要がある場合も
  • 回収日が限定的(月に1〜2回など)

自治体の処分が向いているケース

  • 小型の物置で分解・運搬が可能
  • 作業に時間の余裕がある
  • 自分で市の施設に持ち込める

自治体回収のデメリット

  • 運搬手段が必要(軽トラ・バンなど)
  • スケジュールが合わないと処分が長引く
  • 作業がすべて自己責任で危険を伴うことも

物置の処分費用はいくら?タイプ別の目安

物置の処分費用は、方法や物置の大きさ・状態によって変動します。以下はおおまかな相場です。

処分方法費用目安内容
自力+自治体回収1,000〜3,000円処理券代+自己搬出
不用品回収業者10,000〜25,000円解体+搬出+処分込
撤去専門業者20,000〜50,000円解体+重機+処分

費用が高くなる要因

  • 解体作業の難易度が高い(コンクリ固定・大型)
  • 回収場所が狭く搬出が困難
  • 中身の不用品が多い(追加回収費)

見積もり時に確認すべきこと

  • 基本料金とオプション費用の違い
  • 解体費・人件費・運搬費が含まれているか
  • 見積もりは無料かどうか
  • 出張費・キャンセル料の有無

業者に依頼する場合の選び方と注意点

物置の撤去を業者に依頼する際は、「安さ」だけで決めるのは危険です。信頼できる業者を選ぶには、以下の5つのポイントを確認しましょう。

業者選びで確認すべき5つのポイント

  1. 許可の有無(産業廃棄物処理業者)
    • 無許可業者による不法投棄のリスクを避ける
  2. 明朗な料金表示
    • ホームページで費用の内訳が明示されているか
  3. 自社施工かどうか
    • 下請け業者を使わない「自社一貫体制」なら中間マージンがない
  4. 現地見積もりが無料か
    • 電話や写真だけで判断せず、現地での確認があるか
  5. 口コミ・評判
    • Googleレビュー、口コミサイト、SNSで評判をチェック

悪質業者のトラブル事例

  • 見積もり後に高額請求される(追加費用の水増し)
  • 解体後に処分せず放置される
  • 不法投棄により依頼者が責任を問われることも

撤去前にやっておくべき準備と流れ

物置の中身の片付け・整理

  • 処分と保管を分ける
  • 家電・金属など分別
  • 買取できるもの(工具・農機具など)があればリサイクル店に

安全確認

  • ハチの巣や動物の巣がないか
  • 屋根材が落下しないか(ヘルメット着用推奨)
  • サビた部品や釘による怪我に注意

地面・構造の確認

  • 地面の固定(アンカーか基礎か)を調べておく
  • アンカー付きの場合は工具での取り外しが必要

近隣への配慮

  • 解体音・振動が出るため、事前にあいさつしておく

結局どこに頼めばいい?ケース別おすすめ業者

ケースおすすめ方法
DIYできる小型物置自力解体+自治体回収
不用品も一緒に処分したい不用品回収業者
大型・劣化物置解体・撤去専門業者

一括見積もり・比較サイトの活用

  • くらしのマーケット
  • ミツモア
  • エコノバ

地域密着型業者を探すコツ

  • 「地域名+物置 撤去 業者」で検索
  • 地元のリサイクル店・便利屋も候補

まとめ

物置の処分は、状況に応じて「自力」「不用品回収業者」「撤去専門業者」の3つの方法があります。それぞれメリット・デメリットがあるため、費用や安全性、自分の作業可能範囲を踏まえて選ぶことが重要です。

安さだけで業者を決めると、後々トラブルに発展することもあるので、信頼できる業者を選び、事前見積もりでしっかり確認しましょう。

もし悩んでいるなら、まずは一括見積もりサイトで比較検討してみるのがおすすめです。


物置倉庫の撤去処分にお困りの方へ

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