【名古屋版】介護ベッドの処分方法と費用まとめ|回収業者の選び方も解説

目次

はじめに

「使わなくなった介護ベッド、どうやって処分すればいいの?」
名古屋市内でも、こうした相談が年々増えています。介護ベッドは一般的なベッドと違い、電動モーターや金属部品が多く含まれており、自治体の粗大ごみで簡単に処分できないことがあります。

さらに「自治体では回収できない」「業者によって費用がバラバラ」「まだ使えるけど買取はできるの?」など、判断に迷う点が多いのも事実です。

この記事では、名古屋市で介護ベッドを処分する具体的な方法・費用相場・業者の選び方を、現場経験のある専門ライターがわかりやすくまとめました。
最後まで読めば、最も安く・安心して処分できる方法がきっと見つかります。

介護ベッドはなぜ処分が難しいのか?

通常のベッドと違う構造が原因

介護ベッドは、一般的な木製ベッドと異なり、電動で背上げや脚上げができる「特殊寝台」と呼ばれる福祉用具です。
この構造により、

  • モーターやリモコンなどの電気機器部分
  • 鉄製やアルミ製のフレーム
  • マットレス、サイドレール、支柱などの複合素材
    が組み合わさっており、ひとつの素材として廃棄できないのが特徴です。

自治体では「家電リサイクル法」や「小型家電リサイクル法」の対象外とされることも多く、自治体処分が難しい場合があります。

名古屋市での取り扱い状況

名古屋市では介護ベッドを「粗大ごみ」として受け付ける場合もありますが、電動ベッド(モーター付き)は対象外とされるケースもあります。
市の環境事業所では「一部素材を分ければ引き取れるが、電動部分は不可」という対応を取ることがあり、分解が必要な場合があります。

したがって、処分の前に「お住まいの区の環境事業所」や「名古屋市粗大ごみ受付センター」に確認することが大切です。
電話番号は「052-950-2581(名古屋市粗大ごみ受付センター)」です。

介護ベッドの主な処分方法5選

自治体の粗大ごみとして処分する

名古屋市の粗大ごみ回収は、最も安く済む方法の一つです。
ただし、サイズや素材によっては回収不可となる場合があります。

■手順

  1. 名古屋市粗大ごみ受付センターに申し込み
  2. 処分手数料を納付書で支払い(300~2,500円程度)
  3. 回収日を指定し、玄関先に出す

■注意点

  • モーターやリモコン付きは不可の場合あり
  • 自力で分解・搬出が必要
  • 回収日まで数週間待つことも

■メリット・デメリット

メリットデメリット
費用が安い分解・搬出が大変
自治体の安心感回収日が指定制で即日不可

福祉用具貸与業者に引き取ってもらう

介護保険を利用してレンタルしていたベッドの場合、返却すればOKです。
契約中の福祉用具貸与業者に連絡すれば、設置・撤去まで行ってくれます。

もし自費購入したものであっても、同じ業者が引き取りやリサイクルをしてくれることがあります。
「購入時の販売店」または「介護保険を利用していた事業所」にまず問い合わせてみましょう。

不用品回収業者に依頼する

名古屋市で人気の方法がこちら。
不用品回収業者なら、電動ベッドでも解体・搬出・運搬をすべて代行してくれます。

■特徴

  • 電動式でもそのまま回収可能
  • 当日・夜間対応も可能な業者が多い
  • 他の介護用品(車椅子・手すり・マットレス)と一括処分できる

■おすすめの使い方

複数の不用品がある場合は「トラック積み放題プラン」を利用すると費用を抑えられます。
また、見積もり時に「電動ベッドがある」と伝えることで追加料金を防げます。

リサイクル・リユース(買取・寄付)を活用する

介護ベッドが比較的新しい場合や、動作に問題がない場合は、買取または寄付という選択肢もあります。

■買取可能なケース

  • 動作が正常で汚れ・サビが少ない
  • メーカーがパラマウントベッド・フランスベッドなど有名ブランド
  • 5年以内の製品

名古屋市内では、介護用品専門のリサイクルショップが買取対応をしています。

■寄付できる先

  • 福祉施設や介護団体
  • 海外支援団体(JCV、リユースネットワークなど)

「処分費用をかけずに社会貢献したい」という方にもおすすめです。


部品ごとに分別して処分する

DIYが得意な方であれば、金属・プラスチック・木材に分解して処分する方法もあります。
モーター部分は「小型家電リサイクル」に出すことも可能です。

ただし、重くて危険が伴うため、高齢の方や女性にはあまりおすすめできません。

介護ベッド処分の費用相場と比較

介護ベッドの処分費用は「どこに依頼するか」で大きく変わります。
以下の表で目安をまとめました。

処分方法名古屋市の費用相場特徴
自治体粗大ごみ約500~2,500円最安だが分解が必要
福祉用具業者無料~5,000円契約内容次第
不用品回収業者5,000~15,000円手間なし・即日可
買取・寄付0円または買取価格あり状態が良ければ利益も
自力分解無料(処分費別)体力・工具が必要

費用を安く抑えるコツ

  1. 自治体処分と業者回収を比較する
  2. 見積もりを2社以上に依頼する
  3. 複数品目をまとめて依頼(トラック積み放題プランが安い)
  4. リユース・買取を検討する

これらを組み合わせることで、1万円以上節約できることも珍しくありません。

悪徳業者に注意!安心できる回収業者の選び方

悪質業者の特徴

  • 「無料回収です」と言って後から高額請求
  • 名古屋市の許可番号を持っていない
  • 見積書を出さない
  • 名乗らずトラックで突然訪問

これらの業者は不法投棄のリスクも高く、利用者がトラブルに巻き込まれることがあります。

優良業者を見極めるポイント

  • 「一般廃棄物収集運搬業」の許可を保有
  • ホームページに料金・会社情報が明記
  • 口コミ評価が高い(Googleレビュー・口コミサイト)
  • 見積もりが無料で明確

処分前に確認しておきたい3つのポイント

メーカー保証やレンタル契約の有無

パラマウントベッドやフランスベッドなど、一部メーカーではリサイクル引き取り制度を設けています。
また、介護保険を利用していた場合は「契約中=返却義務あり」です。

搬出経路を確認

狭い階段や2階設置の場合、搬出時に壁や床を傷つける恐れがあります。
業者に事前に伝えておくとスムーズです。

付属品の処理

マットレスやリモコンコードなどの付属品も忘れずに処分対象に。
個人情報や介護記録などが残っていないかも確認しておきましょう。

まとめ|名古屋で介護ベッドを最もスムーズに処分する方法

名古屋市で介護ベッドを処分する場合、選択肢は複数あります。

  • 費用を抑えたい → 自治体の粗大ごみ回収
  • 手間をかけたくない → 不用品回収業者
  • 状態が良い → 買取・寄付

一番大切なのは、「安全かつ安心に手放す」ことです。
悪徳業者に注意し、信頼できる業者を選べば、介護ベッドの処分は想像以上にスムーズに進みます。


介護ベッドの処分に困っている方へ

「処分するにはどのような手段があるのだろう…」「自分で処分出来るのかな…」など気になる点がございましたら以下のページからお問合せください。

もし迷ったら、まずは見積りだけでもご依頼ください。お見積りは無料ですのでお気軽にご連絡ください。

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